静岡市西部公民館 高校生らが指導 静岡市西部公民館とパソコン学習を支援する市民団体パソコンわかばくらぶ(小林里加代表)はこのほど、同公民館で「西部パソコンサロン」を開いた。高校生から七十歳代までのボランティアスタッフが、相談者にパソコンの操作方法を教えた。 相談者はエクセル、ワード、インターネットなど自分の学びたい分野に分かれ、パソコン指導の講習を受けたITサポートボランティアから丁寧に指導を受けた。「パソコンを触ったことがない」という相談者にも、ボランティアが一対一でアドバイスした。 ワードを使えるようになりたいとサロンに通っている静岡市駿河区の鈴木実さん(五七)は「仕事に役立てたい。分からないことは復習し、ゆっくりと上達してきていると思う」と話した。ITサポートボランティアで電子計算機部に所属する静岡商業高一年の横山哲平さん(一六)は「教えるのは大変だけどわかってもらえるとうれしい」と充実した様子だった。 サロンは、ニーズの高いパソコンを通し地域の人の交流を深めたいと、毎月開かれている。 (平成19年8月22日静岡新聞朝刊より) ↑静岡新聞朝刊の記事