こばやし りか パソコンわかばくらぶ代表 小林 里加 さん (富士川町南松野) シニアの輪 拡大に期待 県立大大学院経営情報学研究科の学生だった平成一二年、シニアのIT教育を支援する「パソコンわかばくらぶ」を設立。県の起業家支援施設「SOHO@しずおか」を拠点に活動している。 −設立のきっかけは何ですか。 「大学院で電子商取引を学んでいたので、シニア市場をつかむことができたら面白い、と思ったんです。初めて講座を開いた時は、三百−四百人の申込みがあり、反響に驚きました」 −最近はどんな活動をしていますか。 「公民館などでの入門講座をはじめ、受講後もメールのお相手をしたりするなど、パソコンに継続して触れる場をつくるよう心掛けています。 −どんな時にやりがいを感じますか。 「半年勉強を続けて暑中見舞いを作ることができるようになった−とかいう話を聞くとうれしいですね。いずれシニアの方がシニアを教えるような輪ができるといいなと思います」 ◇ 休日は専ら、撮りだめたドラマのビデオや映画を見て過ごす。 (平成16年6月19日静岡新聞朝刊「この人」より)